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【梅田助教のコメント】
希少疾患とされるTAFRO 症候群の患者さんがCOVID-19 パンデミック期に同時期に複数人入院されたことを経験したことにより着想した研究です。2014〜2024年の 当院でのTAFRO 症候群/iMCD 25例の発症数を解析したところ、パンデミック前の年間平均発症数は1.3 例からパンデミック期は 3.9 例へ増加し、特に TAFRO症候群では0.4 例から 2.4 例と顕著に増加していました。パンデミック後の TAFRO症候群13 例中 4 例は COVID-19 ワクチン接種後 4 週間以内の発症であり、4例全例が ICU 管理を要するなど重症化がみられました(p=0.02)。疾患認知の向上などの交絡因子がコントロールされていないデータですが、COVID-19 感染・ワクチン接種がTAFRO 症候群/iMCD発症に関与する可能性が示唆されました。COVID-19 ワクチンは感染拡大や重症化予防に重要な役割を果たしますが(筆頭著者は毎年接種を受けています)、接種後に発熱や浮腫などの初期症状がみられた際には TAFRO 症候群を念頭に置くことが必要であると考えられます。
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2025.11.20
論文がアクセプトされました。”Endo Y, Hosogaya N, Fukushige Y, Narita S, Jacobs J, Reiss W, Imai Y, Shimizu T, Koga T, Yamamoto H, Sakai T, Takagi Y, Sumi M, Kawakami A. Efficacy and safety of efgartigimod PH20 SC for Sjögren’s disease-associated dryness: study protocol for an investigator-initiated, multicenter, phase 2, randomized, double-blind, placebo-controlled trial−OASIS study. Front Med.”
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【福井助教のコメント】
九州超音波コホート研究(KUDOS)のデータを用いて、関節リウマチにおいて、CRPや血沈のような客観的な指標が寛解基準を満たしても、患者さんの自覚症状が高いままの状態では、炎症性サイトカインが高い状態が続いていることを示しました。今後この結果を、従来の検査には反映されない患者さんの自覚症状をどのように改善していくかに役立てていきたいと考えています。福井助教の紹介ページはこちら。
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【野中講師のコメント】
五島市で展開している医療MaaSを活用したD to P with N(Doctor to Patient with Nurse)型オンライン診療(モバイルクリニック)とドローンによる医薬品配送を組み合わせた実証実験の報告となります。モバイルクリニックでオンライン診療を受けて間もなくドローンで処方薬が配送されるという、完結型の遠隔医療が実現されました。本実証における期待と課題、法的制約等についてまとめました。 -
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