お知らせ

お知らせ

  • 2025年9月29日

    論文がアクセプトされました。”Endo Y, Koga T, Mizunoo Y, Shimizu T, Sakamoto A, Kawakami A. Neutrophil-to-lymphocyte ratio as a prognostic indicator in anti-MDA5 dermatomyositis with ILD and its link to IFN-α and IL-6. Clin Exp Rheumatol.”

    【遠藤先生のコメント】

    この研究は、抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎(DM)に間質性肺炎(ILD)を合併した患者さんを対象に、血液検査で簡単にわかる炎症マーカー」である「好中球/リンパ球比(NLR)」が、命に関わるような重症化のリスクを予測できるかどうかを検討したものです。本研究ではNLRが予後をよく反映していたこと、またこの値がインターフェロンαIL-6といった炎症性サイトカインと密接に関係していることが分かりました。

    NLRは日常の血液検査で簡単に測れる指標であり、今後この病気の治療方針の決定に役立つ可能性があることを示しています。

お知らせ一覧に戻る

ページトップへ戻る