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2025年5月22日
論文がアクセプトされました。”Nakamura Y, Horie I, et al. Adjunct therapy with ipragliflozin exerts limited effects on kidney protection in type 1 diabetes: A retrospective study conducted at 25 centers in Japan (IPRA-CKD). Biomedicines.”
【中村助教のコメント】
全国25機関にご協力頂き、1型糖尿病におけるSGLT2阻害薬イプラグリフロジンの腎保護効果を検討しました。参加者全体ではeGFRスロープ低下の有意な抑制効果は見られなかったものの、腎症2期以上に限定したサブ解析において、イプラグリフロジン投与24ヶ月後には蛋白尿が有意に減少していました。欧米では1型糖尿病に対するSGLT2阻害薬が認められていない中、本邦から有意義な研究結果が報告できたと考えております。
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