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2024年7月26日
論文がアクセプトされました。”Shigeno R, Horie I, Haraguchi A, Niimi R, Chiba K, Tashiro S, Kawazoe Y, Sato S, Osaki M, Kawakami A, Abiru N. A randomized controlled trial on the effect of luseogliflozin on bone microarchitecture evaluated using HR-pQCT in elderly type 2 diabetes. Diabetes Ther.”
大規模臨床試験CANVASにてSGLT2阻害薬の骨折リスク増加が示されたことによりFDAにおいて注意喚起がなされていますが、本研究は48週間にわたるSGLT2阻害薬ルセオグリフロジン治療は、対照薬メトホルミンと比べ、第二世代高解像度末梢骨定量的CT(HR-pQCT)で測定した骨微細構造指標の変化に差が無いことを示し、SGLT2阻害薬の骨質劣化等の直接作用は認めないことを示した初めての臨床研究です。